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NERDTreeの設定

NERDTreeを自動で実行する方法

NERDTreeを使う時には、Vimノーマルモードで:NERDTreeToggleと入力する必要があります。

ただし、毎回入力するのは面倒ですので、Vimを起動した時に自動でNERDTreeも起動するように設定するために、以下の一行を~/.vimrcに入れます。

autocmd vimenter * NERDTree

上記のコードを追記することで、vimを使う時は常にNERDTreeも開く設定になるが、ファイルを指定した場合はNERDTreeを起動してほしくない場合があります。

例えば、foo/barと言うディレクトリでvimとコマンド入力した場合はfoo/barのディレクトリのツリーも表示させるけど、vim hoge.rbと入力した場合はNERDTreeを起動せずに、ツリーも表示しないと言う設定にしたい場合は、以下の通りに追記します。

autocmd StdinReadPre * let s:std_in=1
autocmd VimEnter * if argc() == 0 && !exists("s:std_in") | NERDTree | endif

また、「現在はNERDTreeを表示していないけど、必要になった時に簡単に起動できるようにしたい」と言うのであれば、以下も追記します。

map <C-n> :NERDTreeToggle<CR>

上記のコードを追記する事でCtrl + nと入力することで簡単にツリーを表示できます。

隠しファイルも表示したい場合は、下記も追加します。

let NERDTreeShowHidden=1

NERDTreeの使い方

主な使い方

Treeの中を操作する

コマンド 意味
Ctrl+w の後にw or hjkl ツリーにカーソルをもっていく
j,k 上下移動
Enter / o ファイルを開く
O(大文字のオー) 再帰的にディレクトリを開く
Enter / o 1個のディレクトリを開く/閉じる
カレントディレクトリ:x、 子:X ディレクトリを閉じる
m ディレクトリ操作メニュー表示
r 再描画(リロード)
C ディレクトリ移動
u 上の階層にいく

タブで開く、タブを操作する

コマンド 意味
t 新規タブでファイルを開く
T タブ追加のみ